軟禁解除

ようやっと職にありついた。
あまりに連絡を待ちすぎて、
もう電話はかかってこないのでは？とも思っていた。
遠くへ行くのならまた引っ越し作業をしなくてはいけないのに！と、苛ついていた。
ずっとどこにも出られずただ待っている状態。
この間、発動力※がついてきた。
この調子で消極的な人生に違った風を吹き込むことが出来るやもしれぬ。
まぁ、そこそこあまり考えることなく過ごしていくことも時として必要であると学習。

さて、数日間の苛つきはどうなったかと言いますと。
…優しげなおばさまの対応のおかげで、苛々は収束。
なんだか決まってほっとしたら、疲労と新たに具体的な不確定事項について考えあぐねてしまう。
ここで先ほどの学習を利用して「あまり考えない」を実行してみたい。

まずは軟禁解放を祝おうとしよう。
久々の外出をし、祝いのシュークリームを食すのです。


※発動力とは、苛ついたりしたときに普段ではどうしようか考えあぐねてしまうような優柔不断さが傍若無人のごとく振る舞い、例えば急遽パウンドケーキを作ってしまうような力のことである(プラス方向への働き）。マイナス方向へ働くと、人に殺意を抱かせるようなことにもなる。時として怒りのオーラを全身から発することもある。