炊き出し

炊き出しの体験をした。
いろんな材料を切って大鍋で大量に作る風景を想像されるかもしれない。
が、そうではなかった。
ガスを熱源とした大釜を組み、水を沸かして炊飯したのだ。
その方法であるが、洗った米と水をビニール袋に入れて炊くのだ。所要時間20分ほど。

災害時の生活においては、水は重要です。
どうにか温めることができれば、
フリーズドライ、レトルトなどの食品が利用できる。
ポテトサラダもフリーズドライ。
食べてみたかったですが、見学のみ。
奇妙な気分でした…。
ほかの長期保存用の食品には、
缶に入ったパンなんかもある。レーズン入りで、少々堅い。
ビスケットなんかもあるが、かなり水分を要求する。
つまり、食べていたら、かなり口の中が乾燥するのである。
だから、赤ちゃんや咀嚼、えん下の困難な人は大変である。
そういうときこそ身近な人たちが配慮を発揮する重要なときなんでしょうねぇ。
と、人とは違う観点の感想をいだいておりました。

◆今日の学習事項◆
・災害はいつも特異な状況で、似ているようでも違うもの。
・ボランティアは自立が必要。
・お金、衣食住（寝袋など）を確保して、被災地での調達を必要としないように。
・無駄に思われてなんぼ。
・一人でも不評を買わないように。
・施してあげる側ではない。
・被災地ボランティアは1日か2日くらいのもの。
・我慢、我慢。
・仲間内で確実に秘密の守れる場所でのストレス発散は最重要。

やはり、単純なものではない。
人の役に立つって、大変なことです。
災害に対する物品、心の準備は不十分だし、
役に立つにも非常に不十分。
自分さえ守れない。
　…まだまだダメダメですな。