あたしにはキャリアも資格も腕もない。もしかすると、適正も。
そう思った学会だった。
頭に入ってないことだらけだから、ついていけない。しかも、下っ端。何も出来てない。弱すぎ。
弱い中にきっと大事なものがあると思うんだけどな。強くなれって言う話じゃないと思うんだけどな。…だから、弱い。あたしも学も。
アイデンティティが弱い。
概念的で非常に社会的学問だから、常に変動する。
同じ言葉を用いても、個々によってその意味合いは違ってくるし、その統一を図れるだけの議論を戦わせる時間もない。
それだけ生活というものが難しいんだって事。
生活に対して講釈をつけても、
それがきちんとついた頃にはもう次の段階に進んでて。
そして研究者と現場の、現場間のネットワークがないから、
学としての立場も弱い。ものすごくおしい。
こんなに大切な時代に、自分たちで否定、逆行するようなことを平気で発表する。
確かに有意義な部分もあったけれど、人それぞれの立場とかがやはりあって。やはり意見発表会だ。つまらない。そんなの資料渡せばすむじゃない。

どうでも良いから、多様性の肯定っていう大きな柱建ててさ、そこの部分での時代とのリンクが大きくて重大なことなんだって言えないかな。
今の時代さ、自分を肯定する力が弱い。根拠が不確定、信頼が薄い。
ネットワークが思想を固める。そのネットワークが問題なんだよね。
どれだけ自分の思いを伝えられるだろう。
私が伝えたいこと、伝わるだろうか。
思想も思考力も力も腕もたりない。
後は感性。これが私はズレていると思ってしまう。
躊躇してしまう。踏み出す最初の一歩が力無くて、その場にへたり込んでる。
正しい論、見解を杖にして立ち上がりたい。
でもそれは、誰にとって正しいんだろう。
“そこ”にいる主体にとって、どの程度自己実現の手助けになれるだろうか。
自分を責めて苦しむなんて、して欲しくない。
だから、そういう意味での「出来る」という肯定的自己の自信を見たい。
私は、次の時代、世代に承認されたいと思う。

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